絶望的な状況の中で
私は製図試験を1ヶ月後に控え、ようやく本格的に準備を始めました。
最初に作図した図面は完成度も低く、作図にかかった時間も全然遅いという結果になり、この状態から合格するイメージがどうしても掴めなかったことを記憶しています。
最初の図面にかかった時間は12時間で、そこから試験の制限時間である4時間30分まで、あと7時間30分以上もの時間を短縮する必要があるんです。
簡単な計算をすると、今の3倍の早さで作図をしなければならない、ということになります。
さすがにこの時は自分の準備不足を後悔し、スクールに通った方が良かったかも知れないという思いも頭をかすめました。