「作図形の操作」の記事一覧
外注さんの図面とは
さて、前回はAutoCAD(オートキャド)を使ったCADオペレーター時代の忙しい週末についてお話しをしました。
突然週末の予定が仕事に変わってしまう恐怖は、今考えると非常にツライものでした。そこで鍛えられて今の私がいる訳ですが、金曜日の夕方にかかってくる電話には本当に参りました。
今はある程度自分の仕事をコントロールすることが出来るので、基本的に日曜日はお休みすることが出来ますが、それでもやはり日曜日に仕事をすることがなくなった訳ではありません。
図面屋のとある週末
前回は円の作成についてお話ししましたが、その時に少し昔の話を思い出してしまいました。
ちょっと一休みということで、今回は昔話をしてしまおうかなと思います。AutoCAD(オートキャド)の勉強になるかどうかは微妙なところかも知れませんが、ある意味失敗談ではあります。
もっと具体的な操作を早く覚えたい方には、さしあたってすぐに必要な話ではありませんから、どんどん次に進んでいきましょう。
他人の失敗を聞いて、それを自分の経験としたい方であれば、どうぞ最後までお付き合いくださいね。まあ今回はかなりシンプルな話ですが。
円を描く(CIRCLR)
さて。
実際に円を描く前に、色々と設定や数字についてのお話しをしてしまいました。
なんだか面倒な感じがしてしまうかも知れませんが、これらの数字にはそれぞれ意味がありますので、きっちりと覚えておきましょう。
文字サイズと円サイズ
円を描く前にやっておくこと
前回はAutoCAD(オートキャド)の直交モードを使用した通り芯の作図についてお話ししました。
AutoCAD(オートキャド)の操作的には通り芯が作図できるようになった訳ですが、ここでいくつか問題点が出てきます。
水平・垂直の線
前回は線分(LINE)コマンドの操作方法についてお話しをしました。コマンドの流れ自体は非常に簡単だったのではないでしょうか。
手で直線を引く際にも、「引き始める点」と「引き終える点」をおおよそ決めてから線を引くと思いますので、作図感覚は同じようなものだと思います。
コマンドの手順を覚ましたので、今回は線分(LINE)コマンドを使用して通り芯を作図してみましょう。
線を引く(LINE)
AutoCAD(オートキャド)を起動して、これから図面を作図するという段階に今はあるわけですから、画面にはまだ何も作図されていません。
ここにまずは線を引いていきましょう。どんな種類の図面でも、新しく作図をするのであれば、とりあえず線を引かなければ始まりません。
作戦をたてる必要性
今回はAutoCAD(オートキャド)の作図コマンドとして、線を引くコマンドをお話しするつもりでいました。
ですが、図面を作図するにあたって、最も肝心な部分についてお話しするのを忘れていました。
なので、今回はそれについてお話しをしたいと思います。
作図開始にあたり
さて。このカテゴリではAutoCAD(オートキャド)の作図コマンドについて、概要と使い方をお話をしていきたいと思います。
今までずっと設定などの前準備的な話をしてきましたから、なかなか作図に入らないで「いつから作図をするのか」と思った方もいるのではないでしょうか。
説明している私としても、同じような気持です。
最初の準備が肝心であることは充分に知っているのですが、それでもずっと初期設定のお話をしていると、延々と設定の説明が終わらないような気がしてきます。
でも、ようやくこれから実際の作図に入ることが出来ます。
…本当にやっとですが、その前に少しだけ前置きを。